ラン科の植物はなんと3万種

室内で楽しめる

おうち時間が増え、インテリアにこだわる方が一気に増加しました。
その際、室内で育てられる植物についての注目度があがり、装飾のバリエーションが豊かなことも相まって、着生ランに注目が集まり出しました。
着生ランは、もともと岩や樹木に着生し、空気中の水分などを吸収し、成長するという特性を持っています。
これを生かして、流木や好みの木片などに着生させて壁にかけたり、バスケットに入れて天井からつるしたりと、ディスプレイとしても楽しむことができます。
このようなことが可能なのは、これらの着生ランの場合、水分や養分を吸収する根を必ずしも埋没させておかなくても問題ありません。
特に、根が乾燥を嫌う品種の場合は、バスケットから太い根が飛び出し、独特な風景を醸し出します。

人気の着生ランは?

東アジアが原産のセッコクは、東北以南の涼しい山地や森林に生息する原種のランです。
最近の室内園芸人気もあり、インテリアプランツとして根強い人気を博しています。
白や薄いピンクの可憐な花をつけます。
また、東南アジア原産のバンダも非常に人気が高いです。
紫や濃いピンクの大ぶりの花が印象的ですが、最近では白や黄色系のものも見かけるようになりました。
太く白い根をにょきにょきと伸ばしながら成長するので、根を露出したままディスプレイされることが多いです。
いずれも、比較的日当たり、風通しのいい場所を好みます。
ただし、真夏の直射日光は葉焼けの原因になるので、避けましょう。
セッコクは乾燥に強い品種ですので、乾いたら湿らせてあげる程度でかまいません。
バンダは、比較的水を必要としますので、毎日水やりを行います。
根の白いところが緑色に染まるくらいまで十分に湿らせてあげることが大切です。


▲ TOPへ戻る